リモートで仕事をすることが多くなり、パソコンだけではなく、スマホやタブレットなどでもファイル閲覧したくなると、クラウドストレージの利用が必須となります。
ただ有名なクラウドストレージは総合的なクラウドサービスの一部であり、ユーザー毎に料金設定する場合が多く、社員数が多い企業ではそれなりのインパクトがある費用になってしまいます。
それらのクラウドサービスの料金は年々上がっているため、費用対効果をしっかりと見極める必要があります。
メールとストレージしか使っていないのに、ユーザー課金のクラウドサービスを使うメリットがあるのか・・・?
レンタルサーバーのメールを使えば、アカウントは無制限で作れるので、クラウド利用可能なストレージをユーザー数無制限で使えれば、どんなに社員数が増えようともメールとストレージの利用に掛かるランニングコストは変わりません。
今回はユーザー数無制限で使えるクラウドストレージサービスの一番安い料金に絞って比較してみます。
比較表
XServerドライブ | Everidays | 使えるファイル箱 | セキュアSAMBA | DirectCloud | Fileforce | |
---|---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 11,000円 | 0円 | 未確認 | 未確認 | 0円 | 0円 |
プラン名 | スモールビジネス | スターター | スタンダード | スタンダード | スタンダード | Unlimited-1 |
ユーザー数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
容量 | HDD / 1TB SSD / 500GB | 200GB | 1TB | 300GB | 500GB | 1TB |
月額 | 3,300円 | 9,801円 | 21,230円 | 27,500円 | 36,000円1 | 66,000円 |
導入企業数2 | 4,500社以上 | 1,000社以上 | 12,000社以上 | 8,000社以上 | 2,500社以上 | 23,000社以上2 |
比較してみてわかったこと
まず感じたのが、クラウドストレージを導入している企業が予想より多いということ。
今回調べた6つのクラウドストレージサービスの導入企業数をすべて足し算すると、約5万社になります。
統計局の資料によると、日本の企業や国・地方公共団体を含めた事業所数は 500万事業所以上なので、ざっくり1%の導入率くらいとすると、まだ伸びしろがあるサービスと言えそうです。
料金が安いのはXServerドライブ
料金だけで比較すると、断然安いのはXServerドライブです。
ただし、XServerドライブだけ初期費用(11,000円)が掛かります。
ユーザー数無制限!法人向けクラウドストレージ『XServerドライブ』まとめ
今回料金のみの比較なので、機能を含めた比較となるとまた違った印象になるかもしれませんが、XServerドライブは他サービスに比べて大変安い価格設定となっており、サブスクリプション時代の今、コストメリットは大きな評価ポイントになると思います。
またXServerは2GBのみですが無料でお試しができます。
無料プランあり!法人向けクラウドストレージ『XServerドライブ』使用感のレポートは別記事でまとめたいと思います。